法話の間

11月21日御遺文拝読

11月21日(日)午後1時より御遺文「報恩抄」を拝読致しました。

「報恩抄」

夫れ老孤は塚をあとにせず。白亀は毛宝が恩を報ず。畜生すらかくのごとし。いわうや人倫をや。

等々日蓮在御判 南無妙法蓮華経

「現代語訳」

年老いた狐は決して生まれた塚を忘れず、死ぬ時はかならず首をもと住んでいた塚に向けると言われています。昔、中国の晋の毛宝と言う少年に助けられた白亀はその恩を忘れず、毛宝が後に戦いに敗れた時、背に乗せて窮地を救った、と言われています。このように動物さえ恩を知り恩に報ずるということがあります。まして人間が恩を知り恩に報いることをわきまえないでよいはずがありません。

 
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報恩鈔

3月1日の月例祈祷会において拝読・解説をいたしました。

 

夫れ老狐は塚をあとにせず。白亀は毛宝が恩をほうず。畜生すらかくのごとし。いわうや人倫をや。

 

「現代語訳」
年老いた狐は決して生まれた塚を忘れず、死ぬ時はかならず首をもと住んでいた塚に向けると言われています。昔、中国の晋の毛宝と言う少年に助けられた白亀はその恩を忘れず、毛宝が後に戦いに敗れた時、背に乗せて窮地を救った、と言われています。このように動物でさえ恩を知り恩に報ずるということがあります。まして人間が恩を知り恩に報いることをわきまえないでよいはずがありません。

 
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開目鈔

法要の中で開目鈔を拝読 解説しました。

天台云く「今我が疾苦は皆過去に由る。今生の修福は報ひ将来にあり」等云々。心地観経に云く「過去の因を知らんと欲せば、その現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲せば、その現在の因を見よ」等云々。

「現代語訳」

天台大師は法華玄義第六で「今の私の悩み苦しみは皆、過去世の罪に由来します。今生に積んだ福報は来世に受けることになります」といい、心地観経には「過去世にどのような善因・悪因を積んだかを知ろうと思ったならば、それが現在にどのような結果となって現れているかを見なさい。また来世に善い結果が現れるか悪い結果が現れるかを知ろうと思うならば、現世で善因を行っているか悪因を行っているかを考えなさい」と述べています。

 
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