5月17日 福寿稲荷大善神祭 (振替)

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本来ならば例年5月3日に沢山のお上人方をお招きし行われていた妙信寺の守護神「福寿稲荷大善神」のお祭りですが、GW中は緊急事態宣言がより強く発出されており、コロナ感染者数も多かった為、少し遅らせての福寿稲荷大善神祭を厳修させて頂きました。

 

法要を行ったとはいっても、従来の「皆で集まってお経」ではなく、時間を9時~17時の間に定め、参詣頂いた一家族毎に約20分間の御祈祷をさせて頂きました。御祈祷も、参詣者に向かってではなく、飛沫感染を懸念し御宝前、稲荷様に対して祈りを捧げさせてもらいました。

 

最後の座では、立正中学・高校の野球部御一行の参詣もありました。

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ご参詣頂いた方には、遠寿院で〆た護符と、GW中に住職と一緒に2日間かけて〆た毒消しの黒護符を配布させて頂きました。

 

合計の座を数えると、10座を越え(写真の撮り忘れもありorz)、

自粛中とはいうものの沢山の方々にお参り頂きました。

 

お参り頂いた方達とお話をさせて頂くと、皆さんやはり「自粛」のストレスを多く抱えて居られるように感じました。国民全体で「自粛」という経験は今世紀史上初だと思いますが、「自粛」というものは、本当に深く難しい意味なんだと感じております。

数字の1や2、右、左などといった浅い意味の言葉を対象に挙げると解り易いかも知れません。

浅い言葉は例えれば老若男女、誰が聞いても捉え方が同じことに対し、

深い言葉の「自粛」という言葉は聞く人によって、把握、解釈の仕方が全く変わってきてしまいます。

他の例を挙げれば、「綺麗」や「適当」などがあるかと思います。

 

以下、1~7は自粛に当てはまるか。

1)気分転換に散歩をするため、外だし近所なのでマスクを着用せず1Km歩く。

2)ずっと家にいては筋力が落ちてしまう為、マスクを着用し10Km走る。

3)「おうち時間」を楽しく、有意義に過ごす為、通販サイトを利用し、沢山の日曜大工の材料や酒、ゲームを発注する。

4)毎日家食ではつまらないので近くのラーメン屋でビールを2杯飲みラーメンを食べる。

5)サーフィン、釣りに行く。

6)GW中が祖父の3回忌なので、家族親族集まり菩提寺で法要を行う。

7)我が家は別荘が那須にあるので、県をまたいでしまうが別荘で自粛する。

 

ニュースでも取り上げてる内容かも知れませんが、上記の各項目に「自粛」に当てはまるのか、ということで、〇、✖をつけてもらうとしましょう。

きっと皆回答は一致しないと思います。

浅い言葉に対して深い言葉は人々の認識や考え方によりズレが生じます。

この認識、考え方のズレこそが自粛中のストレスの原因の一つになっていることは間違いありません。このズレはあかの他人ではなく家族内でも生じる事です。

このズレは時と場合によっては良き方向へ進みますが、

この期間中に至ってはニュースや報道でもある通り悪き方向にしか進んでいないと思われます。

辞書で「自粛」を引いてみると、

「自分から進んで自分の行為を慎むこと」

と記載されています。

この言葉の本来の意味から考えると、他人の自粛活動に対し、愚痴を垂れること自体が間違っており、イチャモンつける時点でもしかするとその人の方が間違っているのかもしれません。

こと「自粛」に関しては、深い言葉の中でも特に難しい言葉だと思われます。

他人のことを批判、否定してしまえばその人自体の行動がより多く監視され万人受けを求められるようになります。そうなろうとでもすれば、その人の方が生きにくくなってしまいます。だとすれば、他人の行動に今の時期に関しては「我、関せず」スタイルが一番無難なのかもしれませんね。

 

都心部の緊急事態宣言ももう間もなく解除されることと思います。

3か月前当たり前だった光景が、今となっては遠い未来図になってしまいました。

解除されても後、自粛期間は続くと思いますが、どうかご無理なさらず、ストレスを抱え込まないよう、程よい発散方法を見つけて頂きご精進頂ければ幸いに存じます。

 

「一日も早くの収束を祈る」ということで言えば、

国民全員が同じ気持ちを持ち合わせています。

何かあったときは「元を辿れば同じ気持ち」ということを胸に、

相手に求めすぎず、寛容になる御修行も必要なのかも知れません。

 

長々と失礼致しました。

 

記 善隆

 

 

 

 
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5月1日 月例祈祷会

 

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世の中が自粛中の今、お寺でも檀信徒様に集まって頂く月例御講法要は自粛させて頂いております。ですが、自粛中の今も毎月の御講日の同時間には中道家家族のみでいつも通りの形で法要を営ませて頂いております。私たちにできることは、自粛と感染予防とただただお経をあげて祈るのみです。先日4月28日は立教開宗といい、我が祖師、日蓮聖人が初めて「南無妙法蓮華経」のお題目を唱えられた日です。宗門の誕生日とも言ってよい日に「世界疫病蔓延」という現状になっている現在、一時間お題目を唱え感謝御礼の気持ちを捧げましたが、やはり頭の中を過るのは「感謝<コロナ(不満、愚痴)」です。GW明けの6日までと決められた緊急事態宣言も「伸びるのでは?」と騒がれておりますし、人々の自粛によるストレスの矛先も自粛中に営業しているパチンコ店や飲食店を罵るというような、発散方法に変化していっているとも見受けられ、自粛の我慢の糸も切れかけているのも世間の現状かと思います。こうした最中、私たち仏教者はどのような行い考えをしたら良いのか、お寺の運営など、全てに関して悩まされますが、これも一つの御修行と捉えて向き合っていけたら、と思う次第であります。

「力を合わせて乗り切りましょう」のような有りがちなフレーズはあまり使いたくありませんが、いまはこのフレーズ以外に思い浮かぶ言葉が中々でてきません。「お墓参り」という外出の口実で、お寺に来て頂いても良いと思ってます。寺の者に愚痴をこぼしてもらっても結構です。「三密揃わないお寺の庭でお話ししましょう」というのが私なりの檀信徒さんに掛けられる言葉かなあ、と考えております。

 

合掌 記 善隆

 
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4月1日 祈祷会

4月1日 祈祷会を厳修しました。

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新型コロナウィルスの影響により

檀信徒の席も間隔をあけ、御祈祷も御宝前に向かってのみ。

接触を最低限に避け法要を営みました。

 

身内や檀信徒などの経営する中小企業や飲食店など、

経営が厳しくなってきている 等のお話を多く耳にします。

 

全国民が辛い思いをしてるということは

TVや新聞を見てみれば一目でわかることです。

 

「自粛疲れ」という言葉もチラホラ耳に入る時期になりましたが、

いま私達ができることは、自粛と感染予防のみです。

 

自粛期間中にしかできないこと、数多くあると思います。

どうか皆様健康にご留意なさって頂き、

この自粛期間を自分自身を高める修行に努めて頂き

早期収束を祈りましょう。

 

合掌 記 善隆

 

 

 

 

 

 
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