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4月16日 月例供養会

令和5年4月16日(日)供養法要を厳修いたしました。

コロナ感染症は徐々に上昇に転じており、また九波の怖れがあるようです。これから夏に向けて外国の観光客も急増しており、再拡大が心配ですね。

読経前御遺文を拝読させて頂きました。難解な御遺文を檀信徒の皆さまに、どのようにお伝え出来るか迷うばかりですが、勉強を重ねながら少しでも前進出来ればと思っております。檀信徒の皆さまアドバイスを宜しくお願い申し上げます。

本日は持「持妙法華問答抄」の拝読、併せて現代語訳を拝読し若干の解説をさせて頂きました。

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「持妙法華問答抄」

只須く汝仏にならんと思はば慢のはたほこをたをし忿りの杖をすてて偏に一乗に帰すべし。名聞名利は今生のかざり我慢偏執は後生のほだしなり。嗚呼恥づべし恥づべし恐るべし恐るべし。

等々日蓮在御判 南無妙法蓮華経

「現代語訳」

ただあなたが仏になろうと思うならば、慢心のはたほこを倒し、瞋の杖を捨てて、ひとえに一仏乗の法華経に帰依すべきです。名聞名利は今生だけの飾りであり、我慢や偏執は後生の足かせです。まことに恥ずべきことであり、恐るべきことです。

さて本日は供養法要です。御遺文拝読後、方便品、自我偈、神力偈、咒陀羅、御題目、此要と続き、檀信徒の皆さまと共に、自我偈太鼓三転読修行を行いました。

終わりに住職より挨拶があり、本日の参拝のお礼と、妙信寺グリーフのタイトルにつき、新しいことを受け入れる挑戦、喪失を支えるお寺の可能性が提示されました。今後妙信寺として、悩みや喪失感を持っておられる方に、少しでも寄り添える妙信寺グリーフ活動でありたいと願っています。

檀信徒の皆さま、本日はお疲れ様でした。合掌 善徹記

 

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