月別アーカイブ : 2017年 10月

10月22日 御会式法要

10月22日(日)午後1時より、沢山のお塔婆が立ち並ぶ中、日蓮大聖人第七三六遠忌御会式法要が有縁のお上人方の出仕を賜り厳修されました。当日は台風の影響による大雨で生憎の天候にも拘わらず、多くの檀信徒の皆様が参拝に来られました。本堂内は毎年恒例となっております檀信徒の皆様による手作りの満開の御会式桜により美しく荘厳されました。

法要後善隆師より入行にあたり挨拶がありました。また参拝者の皆様はご自分が引かれた御会式桜に取り付けられた短冊の文を読まれ、あちらこちらに文の意味を質問する姿も見られました。短冊に書かれた文は皆様の信仰指針となることを願っております。

法要後、1階大広間に於てご供養の宴席が設けられました。総代によるご挨拶、乾杯のご発声により宴席が始まり、皆様楽しく歓談されておられました。ご供養の奉納を頂きました皆様、また本席のご給仕をされた皆様、誠に有難うございました。合掌

写真は上左より、日蓮大聖人のお塔婆、法要風景、同法要風景、下左より、挨拶をされる善隆師、ご挨拶をされる中道筆頭総代、御会式桜と短冊に書かれた文

 

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10月1日 祈願会

 

10月1日 月例 祈願会を厳修致しました。

毎月、日蓮大聖人の御遺文を用いて、法話をさせて頂いておりますが、

今月は御遺文ではなく、自ら想う所の話をさせて頂きました。

 

内容についてですが、

「檀家」という言葉の意味について説明させて頂きました。

昨今、檀家というと良いイメージを持たない方も沢山おられるようです。

壇家の「壇」という字は、お布施やお給仕の意味を持ちます。

現代では檀家というと、そのお寺にお墓を持っている家の事を指すようですが、

本来の意味ではお墓ではなく、布施や給仕の心をいいます。

つまり布施や給仕をしてくださる一家を指します。

 

妙信寺でいう檀家様は毎月、御講日に来て頂いている方々の様に、

お寺に対して給仕、布施、尽力して頂けるような方々を指し、

そこにお墓が有るか否かは問いません。

という話をさせて頂きました。

 

 

このお話しを上座からさせて頂いた折、

改めて僧侶としての襟を正そうと檀家様方の前に於いて

誓った次第であります。

 

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9月26日 読誦会  

 

9月26日、群馬県四万温泉にあります

薬王寺にて1日かけて御自我偈を転読する

読誦会を修行致しました。

計7人の僧侶で100反奉納させて頂きました。

薬王寺3 薬王寺4 薬王寺5

また妙信寺の信徒の方も3人お手伝いに来て下さり

一日かけて境内の草むしり、掃除をして頂きました。

有難いの言葉に尽きます。

薬王寺1 薬王寺2 薬王寺6

 

薬王寺は妙信寺住職が兼務するお寺です。

人里離れた小さなお寺ですが、

このように御上人方、信徒様の沢山の想いが詰まったお寺です。

毎月2回、住職と弟子、寺族の者でお給仕しに来ています。

もし近くにお越しの際は是非薬王寺にお立ち寄りください。

 

薬王寺住所 群馬県吾妻郡中之条町四万温泉日向見