日別アーカイブ : 2017年9月4日

9月2、3日 七面山 御修行

9月2、3日は妙信寺檀信徒の方々と毎年恒例となる、

七面山の御修行に行って参りました。

 

2日正午に妙信寺に集合

中型バスにて七面山麓(ふもと)の宿坊・増田屋さんへ

到着後、一座お勤めして白糸の滝にて志願者で滝行をさせて頂きました。

七面山2 七面山3 七面山4

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3日は早朝4時半に宿坊を出発、七面山頂上を目指します。

登山御修行用のTシャツを作成しました。

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到着後は奥ノ院にて御開帳を拝ませて頂きました。

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午後3時無事、怪我人も出ることなく皆下山致しました。

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今年は、御修行中の信行道場生も居られ、

40人余りの修行僧が必死に御題目を唱えながら

登山していく姿には皆、感銘を受けておられました。

厳しい御修行の背景が一目見ることで伝わってきます。

御修行の厳しさ、そして有難さを学ばせて頂いた気がします。

 

例年、感じることですが

生れも性格も年齢も性別も違う人が

2日間寝食を共にして御修行するということは

決して楽な事では御座いません

 

この七面山では山を登るという肉体的な御修行も勿論ですが、

団体の中で御修行をする大変さという

マニュアルの中にない教えを頂いております。

 

参加者の方々には心から敬意を払います

お疲れ様でした。有難う御座いました。 合掌

 
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9月1日祈願会

9月1日祈願会(月守札授与)を厳修いたしました。法要に先立ち「ご遺文 法華題目鈔」の拝読・解説をいたしました。法要中、住職による御祈祷が檀信徒の皆様に行われました。法要後住職の挨拶、善隆師による挨拶がありました。

「法華題目鈔」
問うていはく、法華経の意をもしらず、義理をも味わはずして、ただ南無妙法蓮華経とばかり五字七字に限て一日に一遍、一月乃至一年十年一期生の間にただ一遍なんど唱へても、軽重の悪に引かれずして四悪趣におもむかず、ついに不退の位にいたるべしや。答えていわく、しかるべきなり。
等々日蓮在御判 南無妙法蓮華経

「現代語訳」
まず最初にお尋ねしますが、法華経の意味もわからず、説かれている教義や法理をも知らないで、ただ南無妙法蓮華経と五字・七字にだけ限って、一日の中にたった一遍だけ、あるいは一か月の中に、あるいは一年の中に、または一生涯の間にただ一遍だけでも、一心に法華経の題目を唱えたならば、軽い重いの悪業に関係なく地獄・餓鬼・畜生・修羅といった四悪趣に落ちることなく、ついには不退転の位に至って仏に成ることができるのでしょうか。お答えしましょう、まったくその通りです。

写真は上左より、読経中の檀信徒の皆様、御祈祷中の住職、挨拶をされる善隆師と住職

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