4月21日供養法要

令和6年4月21日(日)供養法要を厳修いたしました。法要前、4月1日の祈願法要は住職、奥様および私、善徹がコロナウイルスに感染したため、副住職が代行して法要を実施したことに対するお詫びの挨拶がありました。私が住職、奥様に感染させてしまい、誠に申し訳ございませんでした。何処で感染したのか分からないのが、この感染症の怖いところと身に沁みた次第です。

また本日は私が権中講師に敍任され住職より表彰されましたので、檀信徒の皆さまに一言ご挨拶を申し上げました。また最近の世相について若干話をさせて頂きました。投資詐欺等で大金を騙し取られる事件がテレビを賑わしていますが、何千万円と言う大金を失って途方に暮れるご老人のニュース報道の多いことには心が痛みます。こう言う報道を見る度に、法華経の普賢菩薩勧発品第28の一節「少欲知足」がつくづく大切と感じます。誰もが欲心は持っていて当然ですが、欲心も過ぎると、このように大変なことになると肝に命じて、足るを知ると言うことが必要と存じます。

読経では方便、自我偈、神力偈、咒陀羅、御遺文、お題目、此要に続いて、皆様と太鼓を叩いて自我偈三転読修行を行いました。

読経後住職より日隆聖人の願文「発菩提心 道心堅固 慈悲廣大 不受重病 轉重軽受  臨終正念 浄土参拝 所願成就 皆令満足 如説修行 弘通廣宣 眞俗圓満」が拝読されました。今後この願文を定期的に拝読して参りたい旨の話がありました。また5月3日は当山の御守護神、福壽稲荷大善神祭が開催されるとの報告があり、法要は終了いたしました。 合掌 善徹記

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4月1日 月例祈祷会

4月1日 月例祈祷会を厳修しました。

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当山住職含め中道家家族もついに3名コロナに感染してしまい、

副住職が代理で導師を勤めさせて頂き無事終えました。

とはいうものの、副住職の私もお寺に家族と共に住している者として、

他人への感染を危惧致しまして、大衆への祈祷は止め、法要時間も短縮して行いました。

 

 

さて、来る4月8日はお釈迦様の御生誕の聖日です。

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毎年当山では4月1日のお講日に信徒の皆様にお釈迦様に甘茶の献茶ご供養を捧げて頂いております。本年も皆様にお釈迦さまに報恩のご献茶供養頂いたこと有難く存じます。

法要の結びには仏様 の説かれた「四弘誓願」

・衆生無辺誓願度 迷い苦しんでいる全てを救い、成仏へ導こうと誓う

・煩悩無数誓願断 計り知れない多くの煩悩を断じ尽くそうと誓う

・法門無尽誓願知 広大な仏様の教えを学び知ろうと誓う

・仏道無上誓願成 仏道(修行)を行じてこの上ない悟りを志そうと誓う

 

を共に拝読し法要を終えました。

 

次のお講日4月21日には皆で元気に復帰致します。

ご心配をお掛け致しました事お詫び申し上げます。

 

記 善隆 合掌

 

 

 
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3月20日 春彼岸会

 

 

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3月20日 春彼岸法要を厳修致しました。

コロナ禍以降、午前午後の2座に分けて法要を行っております。

寺族とも話しますが、大きな法要を2座に分けるという気づきはコロナという「禍」から学ばせてもらったなと、つくづく思う次第であります。

 

さて、お彼岸とは仏道修行実践週間であります。

毎年お彼岸の法要ではお彼岸にすべきである修行方法6つを紹介させて頂いております。

布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧。

1つずつ説明、解説しても難しいご修行は何一つございません。

優しく、規律を守り、怒らず、怠けずに、落ち着いて、学びを大切に。

と言う意味であります。

 

要はお彼岸とは日々の「当たり前」を見直し、「当たり前」に感謝をすべき週間なのです。

願わくば「常彼岸」の精神を保ちつつ、日々を過ごしたいものです。

 

季節の変わり目ですので、どうかご自愛くださいませ。

 

合掌 善隆 記

 
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