8月4日送り火の会

令和6年8月4日(日)午後5時より、本年新盆を迎えられたご遺族様等を対象に、送り火の会を開催いたしました。夕方とは言え猛暑の中、ご参加された皆様には大変お疲れ様でした。

本堂に設営された、白木のお位牌とお灯明が置かれた指定場所に、参加者の皆様は着席され副住職の司会で送り火の会は始まりました。

はじめに副住職より大切なご家族を亡くされ、悲嘆や喪失感を抱えておられるご遺族の皆様に、この会の趣旨および進行について説明があり会は進められました。

住職が導師となり、参加者全員で御題目をお唱えし、各自自己紹介を行った後に、皆様の心の中の想いを語って頂きました。

一巡したところで全員が階下に移動し、玄関前に設置したお焚き上げ用の焼却炉に白木のお位牌、想いを記載した散華を投入し、住職と共に御題目をお唱えしながら、各自御霊の成仏を祈りました。合掌  善徹記

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8月1日焙烙灸法要

令和6年8月1日(木)午後1時より、焙烙灸法要を厳修いたしました。連日の酷暑にも関わらず、お参り頂きました檀信徒の皆さま、誠に有り難うございました。

本日は毎年恒例の焙烙灸法要です。読経前に住職より、今までは焙烙という素焼の皿に火の点いたもぐさを置き、その皿を頭上に乗せて百会というツボにお灸を据え、熱中症や夏バテを予防する焙烙灸を行っていましたが、昨今、寺院でも東洋医学の観点から、鍼灸師による熱中症予防の施術が増えて来たことから、焙烙灸と併せて、希望者には鍼灸師の先生によるお灸の施術(写真右下)をして頂くことになったとの話があり、妙信寺とご縁のある鍼灸師の辻内敦先生が紹介されました。先生より自己紹介および熱中症に効果のあるツボについての説明がありました。

読経に移り、方便、自我偈、神力偈、咒陀羅、お題目、此要の後に住職、副住職による読経の中、焙烙灸が行われました。その後、鍼灸師の先生による施術が行われ、本日の法要は終了いたしました。檀信徒の皆さま酷暑の中お疲れさまでした。

もぐさを焙烙の上で燃やし、焙烙を両手で支えることから、安全面等で、焙烙灸の行事も今後は形態を変えて実施することが必要になる時が来るかも知れませんね。合掌  善徹記

 

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7月21日 盂蘭盆施餓鬼法要

7月21日 盂蘭盆施餓鬼法要を厳修致しました。

コロナ禍をうけて以降、法要人数の分散を学ばせて頂き、

今年も新盆法要で1座、通常の盆法要で2座。

という形態で盂蘭盆施餓鬼会を厳修させて頂きました。

 

20日 新盆法要

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21日 盆法要(午前)

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21日 盆法要(午後)

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計お盆の法要は3座に分け厳修致しました。

有難いことに大勢の檀信徒様にお参り頂きました。

 

お盆の法要なので、

例年通りお盆の由来をお話しさせて頂き

仏教についての知識を共に学ばせて頂きました。

 

お盆は本来の由来を辿れば、

誰しもがいつ地獄に堕ちてもおかしくない、ということを示唆した行事でもあります。

 

仏様の中にも鬼の心は潜んでますし、

逆に鬼の中にも仏様の心は潜んでいます。

鬼面仏心、人面獣心という言葉もあります。

 

一歩でも仏様への世界へ近づけるよう、

人に優しく、怒らずに暑い暑い夏も乗り越えたいものです。

 

合掌 善隆 記

 
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