9月22日 秋彼岸会

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9月22日 秋彼岸会を厳修しました。

例年の如く、午前と午後の2座に分け法要を行いました。

午前中は自転車が倒れてしまうほどの強風に加えて小雨と生憎の天候でしたが、

午後には風も雨も止み丁度良い気候の中法要に臨むことができました。

 

秋のお彼岸はお盆の直後に訪れるため、参詣人が少ないということもあり、法要自体を中止してまっているお寺様も少なくありません。

そんな中、今日もたくさんのお参りを頂き感謝申し上げます。

 

さて、お彼岸ということで、先にも申し上げた通り、お盆を終えてから間もなくまた仏事がやってまいります。「お盆」というと、「一般的にはご先祖様が帰ってきてくれる」という印象、イメージが強いかと思います。お盆にご先祖様に帰ってきて頂いたならば、彼岸にはこちらから会いに行くための修行をしましょう、というお話をさせて頂きました。

彼岸は仏様の世界と人間の世界が繋がる、近くなると古くから言われております。

この有難い期間にすべき修行が6つ定められております。

 

布施 人に優しく 親切に

持戒 ルールを守る

忍辱 怒らず 我慢

精進 努力

禅定 心を落ち着かせる 穏やかに

智慧 勉強

 

これらの修行を実践し一歩でも悟りの世界に近づけるよう共にご修行に努めて参りましょう。

 

合掌 記 善隆

 
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9月1日 月例祈祷会

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9月1日 月例祈祷会を厳修致しました。

この日は連日日本列島に多大なる被害をもたらしている台風10号の影響を懸念しながらの法要でありましたが、幸いにも台風は熱帯低気圧に変わり、関東圏には来ずに北陸地方へと進路が変わり小雨の天候の中、法要に臨むことができました。

とはいえ、台風接近の天気予報であったため、少人数の法要を予測しておりましたが、この日もいつもと変わらぬ沢山の人達にお参り頂き感謝感謝であります。

 

法要後、住職より「お盆の総括」ということで話がありました。

ひとえに法華の信仰といえど、地域性が多く関わってくることをお盆で地方の有縁寺院に出向いた際に感じた話をされ、それぞれの地域での信仰、寺業務の在り方について法話されていました。

 

世間、ニュースでも多く取り上げられている「寺離れ、墓離れ、仏事簡素化」。

都会の良いところでもあり怖いところでもある、人々の興味を帯びると拍車を掛けるが如くうなぎ上りに人気は上昇するが、逆に興味を削がれた途端、その逆の大暴落の目にあいます。

 

この変化が目まぐるしい時世、どのような形態でお寺を護持していくかを慎重に考えて参ります。

 

記 善隆 合掌

 

 

 

 

 
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8月15日唱題行

終戦から79年を迎えました。全国戦没者追悼式が日本武道館において挙行されましたが、当山に於いても、戦没者慰霊のため、檀信徒の皆さまと正午の時報に合わせて、お題目太鼓を打ち鳴らしながら約40分間(約1000題目)の唱題行を厳修いたしました。檀信徒の皆さま大変お疲れ様でした。

唱題行修行の後、住職よりお施餓鬼法要時に必ず唱える法華経授記品第六の一節の重要な経文、「如以甘露灑(にょいかんろしゃ)除熱得清凉(じょねっとくしょうりょう)如従飢国来(にょじゅうけこくらい)忽遇大王膳(こつぐだいおうぜん)」の解説がございました。この経文は甘露をそそがれることにより熱が除かれ、清凉を得るがごとく、飢餓の国から来た人がたちまち最高のご馳走の前に座るが如くと言う意味で、お釈迦様の弟子達が、お釈迦様から「あなたは未来世において成仏する」と言う予言を受けたその悦びを表現したお言葉です。

また一階大広間において、今まで控えていたお素麺の御供養があり、皆様美味しく頂いておられました。

檀信徒の皆さま猛暑の中、お参り有り難うございました。 合掌 善徹記

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