妙信寺ブログ

12月31日(日)除夜法要

平成29年12月31日(日)、毎年恒例の除夜法要およびお焚上法要を厳修いたしました。午後11時45分より、檀信徒の皆様と、お題目をお唱えしながら新年を迎えました。沢山の企業札・特別祈願札・お塔婆がご宝前に並ぶ中、午前0時より法要は始まり、檀信徒の皆様と読経・唱題行および住職によるご祈祷が厳修されました。法要後、住職より本年の感謝の辞に続き、戌年を迎える来年の年回りについての説明がありました。平成30年も幸せな良い年でありますようにご祈念いたします。合掌

写真は荘厳された御宝前に並べられた企業札、特別祈願札および、ご祈祷、ご挨拶をされる住職

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12月17日先祖供養、星祭法要

12月17日(日)午後1時より先祖供養および星祭法要が厳修されました。本年最後とも言える法要なので今年を締めくくる意味もあり、住職より懺悔文が読まれた後、参拝者の皆様と太鼓を叩きながら声高らかに唱題行を行いました。法要後1階大広間に於いてご供養の席が設けられました。奈良総代のご挨拶、中道総代の乾杯のご発声により始まり、皆様賑やかに歓談されました。

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12月1日祈願会法要

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12月1日(金)午後1時より祈願会法要が厳修されました。読経前にご遺文の拝読をいたしました。本年最後の月と言うことで、この1年間に私たちの作った罪障を消滅するべく、懺悔の気持ちを込めて拝読させていただきました。住職より檀信徒に皆様に、撰経による御祈祷がなされました。また、目下善隆師が入行されている、中山遠壽院大荒行堂の祈祷本尊前の左右の丸柱に「事悔聯」(じげれん)の二句の偈文を刻んだ楠の対聯が掛けられていますが、右句には「寒水白粥凡骨将死」(かんすいびゃくじゅくぼんこつまさにかれなんとす)と左句には「理懺事悔聖胎自生」(りざんじげ、しょうたいおのずからしょうず」と書かれており、各々の句の解説がありました。また善隆師からの手紙では、「気付き、ありがたい」とのコメントがありました。行中の様々な場面で気付きを学ばされ有難いと言っておられます。大切なことと存じます。無事成満を心より祈念いたします。合掌 善徹

「光日房御書」
それ、針は水にしずむ。雨は空にとどまらず。蟻子を殺せる者は地獄に入り、死にかばねを切れる者は悪道をまぬがれず。いかにいわんや、人身をうけたる者をころせる人をや。ただし大石も海にうかぶ、船の力なり。大火もきゆる事、水の用にあらずや。小罪なれども、懺悔せざれば悪道をまぬかれず。大逆なれども、懺悔すれば罪きへぬ。    等々日蓮在御判 南無妙法蓮華経

 

 事悔聯
寒水白粥凡骨将死
理懺事悔聖胎自生

「現代語訳」
それ、針というものは細いものですが水に沈みます。雨は空中にとどまることなく、必ず地上に降ってきます。蟻を殺した者は殺生の罪によって地獄に堕ち、死んだ屍体を切った者も地獄・餓鬼・畜生の三悪道へ堕ちることから免れることはできません。まして、人間として生まれた者を殺した人が地獄に堕ちることはいうまでもありません。しかしながら、大石も船の力を借りて海に浮かぶことができ、大火も水の働きによって消すことができるように、小さな罪でも悔い改めなければ必ず悪道に堕ちますが、大きな罪を犯した人でも悔い改めればその罪は消えます。

 

 

 

 

 

 
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