9月21日 秋彼岸法要を厳修致しました。
どこのお寺でも囁かれていることと思います。
「暑さ寒さも彼岸まで」この言葉を作られた先人のお知恵にただただ感服する次第です。
昨日までのあの暑さはどこへいってしまったのでありましょうか。
とても過ごし易い気候の中、法要に臨めました。
さて、今年の秋彼岸も多くの方々に御来山頂き感謝申し上げます。
お彼岸といういことで六波羅蜜のご修行の期間です。
仏道修行と聞くと難しく堅い印象を受けますが、
人には優しく、時間には余裕ももって、そして自身の学びも大切に。
これらのことを特に思って過ごして頂ければと思います。
昨今の日本の気候は夏と冬は特に暑く寒いですが、春と秋が極端に短くなってしまいました。
この気持ち良く、過ごし易い気候もあっという間に寒くなりダウン、コート、マフラーの出番です。
寒くなれば夏が恋しく、暑くなれば冬が恋しい。
このないものねだりの感情も人間誰しもが生まれながらに持ってしまったものです。
秋分のこの時期、心地良い暑さを与えてくれるお天道様に感謝を忘れることなく過ごしたいものです。
合掌 筆 善隆