薬王寺は私中道善信が代務住職をしているお寺です。

当山は群馬県吾妻郡中之条町、麻耶の滝のある山を背にいただき、重要文化財薬師堂にもほど近い日向見温泉の奥にあります。

当山薬王寺は、昭和11年日蓮宗薬王殿として開堂、昭和36年諸事情により宮村妙秀尼上人(浄妙院日晴尼上人 42年12月5日遷化)のご縁により、浅草長国寺井桁日雄上人(本立院日雄上人)の仲介を経て、本能寺御貫首松井日宏猊下(浄勝院日宏上人)の代に法華宗に改宗することとなり、大本山本能寺に運営が移りました。

そしてその任を受け、第1世池田日光尼上人(法徳院日光尼上人 53年3月14日遷化)が赴任し、薬王殿より薬王寺と寺号を公称し、新たなる出発をいたしました。

その後、第2世工藤妙幸尼上人(彰徳院日唱尼上人 平成4年1月6日遷化)、第3世板谷成恵尼上人、そして現在の中道善信の代に至っています。

平成10年には山門の建立・参道の全面改修工事を行いました。

本堂・庫裡に於いては、平成16年頃より雨漏り、家屋の老朽が目立ち修復工事を重ねました。平成20年には本堂中央部の底が抜けてしまいました。床下工事を行った業者より、基礎柱が全て腐っているとの指摘を受けました。

平成23年東日本大震災があり、本堂内にも走るとお堂が揺れる症状が出始め、今一度補修工事をお願いしたところ、住む事には限界で有る事を促され、築80年寒冷地という事もあり本堂の再建立を決意し、平成25年4月解体工事・5月地鎮祭・6月上棟式を行い26年6月に本堂落慶法要を行いました。

平成10年からのお寺の流れは、妙信寺・薬王寺ブログに掲載中の「薬王寺 山門建立・本堂再建
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建立前 地鎮祭 上棟式 落慶法要 日蓮大聖人像 経石


▲薬王寺建立前 更地の状態
▲山岡日昭上人(中央)と地元日向見の方々
▲地鎮祭
▲上棟式
▲上棟式 棟札
▲上棟式 棟札
▲落慶法要 お練行列
▲落慶法要 稚児行列
▲落慶法要 薬王殿参道
▲落慶法要 参加者一同
▲落慶法要
本堂にて参詣者に対し加持祈祷の様子
▲薬王殿に安置された日蓮大聖人像と経石▼