4月1日祈願会法要

4月1日(月)午後1時より祈願会法要を厳修いたしました。また全国民が注目している新元号が「令和」と決まり発表されました。誠におめでたいことです。

読経前、提婆達多に関するお話をさせて頂きました。本日は祈願会法要です。読経に引き続き、お題目太鼓が打ち鳴らされる中、住職および善隆師から檀信徒の皆様一人一人に対して撰経による御祈祷がなされました。

またお釈迦様の誕生をお祝いする降誕会も行なわれ、御祈祷後、御焼香に回られた檀信徒の皆様は、花々で飾られた花御堂の中に、甘茶で満たされた灌仏桶の中央に安置されたお釈迦様に対し、柄杓で甘茶を掛けてお祝いをされました。

法要の終わりに、住職より「四苦八苦」に関する解説がなされ、昨年9月に75歳で亡くなられた樹木希林さんの書籍「一切なりゆき」の中の、「生きているのも日常、死んでいくのも日常」を引用し法話をされました。苦界と言われるこの娑婆世界にあって、生老病死を日常的に当たり前のこととして捉えることのできるご修業をしたいものとつくづく思った次第です。法要後檀信徒の皆様と大広間にて美味しい甘茶をいただきました。 有難うございました。

合掌   善徹記

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